「酒の失敗で立ち直れない」
飲み会で上司や同僚に絡んでしまったり、犯罪行為を犯してしまったり、世の中には酒の失敗が毎日ありふれています。
失敗した翌朝の地獄のような気分。
最悪ですよね。
そんな思いに覆われて絶望を感じます。
でも大丈夫。
絶対立ち直れます!
酒で失敗しても立ち直れる理由
酒で失敗しても立ち直れる理由をまとめました。
失敗のない人生はつまらない
人は失敗を通じて学びを得られます。
学びがない人生ほどつまらないものはないでしょう。
確かに、酒の失敗は何かに打ち込んで結果が出なかったような良い意味の失敗とは多少異なりますよね。
でも、「失敗から人は学ぶ」の意味ではなんら変わりません。
無駄にしなければいいのです。
酒の失敗を未来に生かすことでそれが報われて立ち直りやすくなるので、身をもってアルコールの害や怖さについて学んだことを今後の人生に役立たせましょう。
見方をかえると、失敗を皆無にするには”少しでもリスクがあることには手を出してはいけない”ということになってしまいます。
でも、失敗がない代わりに刺激も学びも少ない人生が楽しいでしょうか。
死に際に虚しさを感じるのは、失敗がなかった人生を過ごしてしまった人かもしれません。
e-ヘルスネット アルコールと社会問題(厚生労働省HP)
制裁や冷却期間が過ぎれば再スタートできるのが世の中のしくみ
失敗した内容にもよりますが、翌朝にすぐに相手に謝罪したとしても、その直後から何もなかったように過ごすのは無理ですよね。
それは、失敗に見合う期間が過ぎていないからです。
これは、言い換えると失敗のレベルに応じた冷却期間や制裁を受けたら、誰でもやり直せるのが世の中の仕組みです。
不法行為や犯罪行為であったとしても、この記事を読めているということは復活のチャンスがまだありますよね。
法律・規定・ルールは人間がつくりあげた制度を人間が運用しているもの。
悔しい思いがあっても失敗に相当する冷却期間や制裁を受け入れて、それを全うすれば「再スタートできるよ」となっているのが人間社会の掟です。
”失敗したらそれで終わり”だとしたら、そのほうがルール違反です。
エンドレスに落ち込み続ける理由はありません。
どん底の経験をいかしてセカンドチャンスをものにしましょう。
人の失敗を根に持つ人間は最初から関わらない方がいいレベルの器
そうはいっても、心が狭い人間が身の回りにも一部いますよね。
制裁期間や冷却期間が過ぎたにもかかわらず、人の過去の失敗をネチネチずっと根に持ったり、悪人のレッテルをはる人間です。
でも、そういう人は、失敗がなかったとしても最初から関わらないほうがいいだけの相手です。
不運にもそんな人間に絡んで失敗してしまった場合、しっかりと反省したら自分から離れる努力をしたほうがいいと思います。
制裁を受け反省期間が過ぎた後は、「酒で失敗したから」といつまでも負い目を感じる必要はなく、同じ失敗をしないよう気をつければいいのです。
世の中は諸行無常
世の中は諸行無常。
同じ状態や苦しさが永遠に続くことはありません。
日本人になじみが深い仏教において大昔からそう説かれています。
時間がたてば笑い話になったりもします。
環境がかわれば、周りの目を気にせずに立ち直りやすくなるかもしれません。
昨日の失敗も、そこから刻々と時間は刻まれてどんどん過去になって、人の記憶から少しずつ薄れはじめています。
失敗するのが人間らしさ
人間は誰でも失敗をします。
今回の失敗も飲酒という悪い環境に自分の身を置かなかったら、自己の判断力やコントロール力を鈍らせてしまうこともなかったでしょう。
ネガティブな気持に覆われ苦しい状態のときに悪縁(アルコールのドラッグ効果)も重なって、やらかしてしまったのではないでしょうか。
「こんな失敗したのは自分だけ」と過度に自分を悪者扱いして、いつまでも落ち込むのはやめましょう。
過去を必要以上に悔やむのは脳のバグ
変えられない過去をいつまでも思い出して悔んでしまうのは、脳のバグです。
だって、「過去は変えられない」ことは頭で分かっています。
にもかかわらず、
「あんなことしなければよかった」
「過去に戻ってやり直したい」
といつまでも後悔してしまうのは脳の”誤作動”ではないでしょうか。
同じ失敗を繰り返さないために反省は必須
とはいっても、立ち直りを早めるためにも反省は必須です。
反省しないと同じ失敗をまた繰り返してしまい、立ち直りが難しくなるからです。
失敗した直後は、ショック・恐怖・悔しさのあまり自己防衛本能から素直になれないかもしれませんが、時間をかけて反省すればいいのです。
同じ失敗を繰り返すと人は離れていく
同じ失敗を何度も繰り返すと人は離れていきます。
「この人とは関わらない方がいいな」
と感じるのは客観的にみて自然な反応ですよね。
そして、自分のまわりの人が離れていくと自己嫌悪感も強くなりますます苦しくなって立ち直りが遅れます。
もし反省しないなら、「自分は悪くない」と思っていることになりますよね。
自分に非があるのに自分を正当化してしまうと、迷惑をかけた相手から反感を買い、まわりの人からも立ち直りを応援されなくなります。
そうなると、また同じような事態を引き起こしやすくなり、さらに悪い状況に陥る危険もあります。
「未来の悪循環は断ち切ってやる!」と前向きに考えて反省をしましょう。
酒をやめれば未来の酒失敗はゼロに
酒の失敗を繰り返さないための絶対的な手段は”酒をやめること”です。
飲酒はアルコールのドラッグ効果で気分が良くなり楽しめるものですが、心身にとってデメリットばかりですよね。
「あいつは酒癖が悪い奴だ。」
酒をやめればそんなことも言われなくなります。
減酒・禁酒をしよう
飲む量を減らし、最終的に禁酒・断酒をすればプラスの循環に変わっていきます。
酒という悪縁をなくせるので失敗をする可能性が大きく減ります。
酒の失敗から立ち直るのに一番確実な方法ですよね。
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