
なんてね。冗談です。
ごめんなさい。
禁酒が簡単ではないことは身をもって知っています。
体が慣れるまでは、「飲まない」、「買わない」、「近づけない」を毎日強く意識して実践する必要があります。
昔は飲み会に行ったら「飲み放題で5杯は飲んでもととるぞ」
外食したら、「生ビールでスカッとするぞ」
スーパーやコンビニに行ったら、「帰って飲む酒一式を買わないと」
そんなふうに"お酒に囚われた状態"。
そこから解き放され、最近はどう変わったのか。
振り返るに禁酒の効果は22個もありました。
「しばらくアルコールを控えてみようかな」
「お酒をやめたらどんな未来になるのだろう」
アナタもそう思われているなら、この記事が一部でも参考になればうれしいです。
今となっては、"禁酒はメンタル最強"ですし生活にも仕事にも良い効果しかありません。
飲酒欲求も消えました。
禁酒は「メリットしかない」と言っていいぐらいで、少しずつ人生がよくなっている気がします。
メリットは5つのカテゴリに分けて効果を感じた順にまとめました。
やめた直後から感じられるメリットもたくさんあります。

記事を書いた人
- 飲酒歴:17年
- 禁酒するまでの飲酒頻度:週3~4日
- 体重:飲んでいた頃75kg前後、断酒中の現在70kg
禁酒と断酒
- 禁酒:お酒を一時的にやめること
- 断酒:お酒をきっぱりと断つこと
【効果を感じた順】禁酒・断酒はメリットしかない(22個)

お酒をやめると好循環のスパイラルに変わる
禁酒メリットのカテゴリ
- 体
- 心・頭
- 時間
- 安全
- お金
メリットの説明はできるだけそれぞれの内容が被らないように心がけました。
けれど、ひとつひとつのメリットや効果は他のものと相乗効果があります。
あるメリットは他のメリットの理由になっていることもあります。
そういう意味では、きっちり重ならないように分けることは難しかったです。
けれど、これは捉え方を変えると、
お酒をやめると、体・心・頭・時間・安全・お金すべてに好循環のスパイラルが生まれる
そういうことだと思いました。

体:禁酒で無病息災
体に良いことしかありません。
実感しているメリットを挙げました。
1. トイレピンチが激減
効果はいつから?
禁酒直後から

お酒を飲むと利尿作用が強まりトイレが近くなりますよね。
けれど、飲み会で話が盛り上がったりすると、ついトイレに行くのを遅らせていました。
気分が良くなって追加のドリンクをオーダーし、ガンガン飲んでトイレをギリギリまで我慢してしまうのです。
そして、居酒屋や駅のトイレで待ち行列ができているときのあのピンチ・・・。
膀胱破裂の覚悟を強いられていました。(汗)
また、飲みすぎるとお腹もゆるくなることが多いですよね。
特に二日酔いの朝は、通勤途中に調子が悪くなって途中の駅のトイレに駆け込むことがよくありました。
大のトイレが空いていなかったときのあのショック・・・。

お酒をやめれないのに神様にも嘘をついて、アブラ汗をかきながら心の中でこう叫ぶことしかできませんでした。
しかし、お酒を飲まなくなると至って落ち着いたトイレ生活に変わりましたよ。
2. 睡眠の質が向上
効果はいつから?
禁酒直後から
禁酒を始めてからすぐによく眠れるようになりました。

「子どもの頃の目覚めってこんな感じだったよなぁ・・・」
懐かしいフラッシュバックを味わえました。
これ、禁酒した初期の頃は本当に懐かしい驚きです。
寝ているときの睡眠の質の高さは、二日酔いが普通だった頃には味わえなかったものですね。
これが後に書く、
"集中力と理解力が向上した"
"気分が安定する"
にもつながっているはずです。
追記
お酒をやめたこととは直接関係ないのですが、寝ているときに歯ぎしりをするクセがあったため最近マウスピースを歯医者で作りました。
放っておくと年をとって歯がボロボロになると聞きその予防のためです。
マウスピースをつけるまでは「異物を口に入れるので違和感から眠りが妨げられるのかも」と不安でした。
けれど、実際は反対に睡眠の質が更に深くなりました。
-
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3. 筋トレを続けやすい
効果はいつから?
禁酒直後から
お酒をやめてから筋トレを始めました。
酔うことがないので続けやすいです。
週3-4日飲んでいた頃なら、筋トレより酒を優先していたか筋トレ直後に頑張ったご褒美に飲み始めていたはずなので筋力もつかなかったと思います。
専門家によるとアルコールは筋トレの効果を下げてしまうようです。
4. 目の充血解消
効果はいつから?
禁酒直後から
アルコールを断つとコンプレックスが一つ解消されました。
これは自分の体質ですがお酒を飲むと目が真っ赤に充血することが頻繁にありました。
翌朝になっても目が赤いまま。
しかし、お酒をやめるとすぐに目の充血がおさまりました。
禁酒でメンタルも強くなれ目も赤くないので相手の目を見て話しやすくなりましたね。
意外な副産物でした。

お酒を飲んだ翌日は近視の度合いが進んで見えにくい日がよくありませんか?
特に雨の日とか、暗くて見えないです。
自分のようなアルコールに弱い体質の人が飲み続けると、体のいろいろなところに悪影響が出ていたことを実感しました。
\病院行かずに分解力を遺伝子検査! /
5. 疲れにくい体に変化
効果はいつから?
1週間後

それに加えて、睡眠の質も上がり精神面も安定してくるお陰で、体が疲れにくくなったのを実感しました。
病院に行かなくても手軽にできるアルコール遺伝子検査の結果が体質的にお酒に弱いタイプだったこともあり、禁酒ビフォアーアフターの差を大きく感じています。
飲んでいた頃は、忘年会シーズンなど飲み会が続くと昼間でも体がヘロヘロに疲れていました。
お酒をやめると二日酔いも食べ過ぎることも皆無。
体が疲れにくくなったのも当然なのかしれません。
6. γ(ガンマ)-GTP値が低下
効果はいつから?
1カ月後

日常的に飲んでいた頃のγ(ガンマ)-GTP値は300ぐらいだったと思います。
定量的なデータで禁酒の効果を体感できると嬉しさが増して禁酒も続けやすいです。
追記1
禁酒後最初の計測から10カ月経って、再度献血でγ(ガンマ)-GTP値をチェックしてみました。
以下のとおり、『21』と基準値内でした。
追記2
3回目の献血でもγ-GTP値が『24』と正常な範囲に収まっていましたね。

断酒後のγ-GTP値の推移
追記2
その後も数値は順調です。

そして、数か月後にもう一度献血に行けば、その成果がγ-GTP値で目に見えて分かるはずですよね。
医療にも貢献しながら自分の禁酒も継続させる。
プラスのスパイラルですよね。
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7. 体重が減った
効果はいつから?
1カ月後
禁酒してから1カ月で自然に3kg体重が落ちました。
そして、3カ月経過した時点で5kg減っていました。

ウェスト周りのブヨブヨが一回り減った感じです。
食べる量が明らかに減ったからだと思います。
以前は、お酒とつまみやお菓子、飲み会帰りのラーメンもあたりまえ。
お酒に酔うと満腹中枢が正常に動作しなくなるせいらしいです。
どおりでたくさん食べてしまいます。
お酒をやめた結果、"過剰な食糧摂取が"自然と無くなり、お酒に含まれるカロリーともおさらばです。
ダイエットも禁酒とセットでチャレンジできると効果倍増間違いないです。
8. 顔のむくみが減り若返る
効果はいつから?
6か月後
お酒を飲まない状態が続くとほほや目の下のたるみが徐々に回復してきました。
酒を多く飲む人の中には顔がダラーンとしている人がいます。アレです。
特に飲み過ぎた翌朝は、顔がむくみますよね。
そういうこともなくなるので、以前より顔がだんだん引き締まって若返ります。
あわせて首周りの水分が少ない感じのカラカラ肌もずいぶん改善され潤ってきました。

9. 白髪進行がペースダウン
効果はいつから?
6か月後
半年ぐらいたって白髪の進行が遅くなっていることに気づきました。
体内の水分量が安定していることが関係しているのではないかと予想しています。
心と頭:禁酒はメンタル最強
次に、心や頭、メンタルに関して変わったことです。

ただでさえ性格が歪んでいるのに、酒を飲み続けていたらどれだけの失敗や醜態を積み重ねてしまっていたのかと思うとゾッとします。
10. 酔い覚めの自己嫌悪から解放
効果はいつから?
禁酒直後から

飲み会で酒を飲むと気分が大きくなって相手の危険領域に踏み入る発言をついしてしまいませんか?
失敗した飲み会後の自己嫌悪感はハンパないですよね。
そして、罪悪感を紛らわすためにまた飲んでしまうという悪のスパイラルに陥ってしまいます。
また、家でお酒を飲むと気分がハイになり、SNSに思いや意気込みを投稿して「いいね」を待つ。
そんなこともよくありました。
だいたい、酔って気分がいいときの発言やメッセージなんて、酔っ払いの"ほら吹き"に過ぎないです。(汗)
自分が自覚していないものも含めるとこういう飲みでの失敗は相当あったと思います。



お酒をやめるとこういうことがなくなります。

\酒に逃げるのはやめよう/
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11. 集中力と理解力が向上
効果はいつから?
1週間後

"二日酔いで頭がぼーっとする"
飲んた翌日のこんな日常がなくなり、後悔や不安も減って睡眠の質も向上しているお陰です。
仕事にもプライベートにも良い効果しかありません。
12. 「飲み続けてたらもっとひどい状況に」と前向きになれる
効果はいつから?
1カ月後

何かうまくいかなかったり失敗に直面しても、お酒をやめてこれだけのメリットや良い効果に包まれ、自分の状態がレベルアップした中での出来事です。

そう思えるので不安な気持ちもやわらぎます。
13. 自己肯定感が向上
効果はいつから?
3か月後

ストレスがたまりにくく、大きく落ち込むことも減少。
飲んでいたころの過去に比べて、脳の調子がよくなりメンタル最強になってきました。
お酒を飲んでいた頃は、飲むと気分が良くなって、酔いがさめると気分が沈む。
脳内の幸せホルモン『セロトニン』の量が乱高下してしまい、気持ちも振り回されていました。

もちろん、断酒した今でも仕事や生活で嫌なことがあると一時的に気分が落込むことは普通にありますが、人間として"健全なレベルの範囲内"です。
お酒を飲んでいた頃
お酒をやめた後

禁酒はメンタル最強
そして、自己肯定感が上がるもう一つの理由に、お酒をコントールできた達成感があります。
「あれだけ難しいと思っていた禁酒を続けられている」
こう実感できる精神面へのプラスの効果は大きいですよね。
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14. 判断に迷いが減る
効果はいつから?
3か月後

先に書いた自己肯定感や集中力・理解力が改善したことで、飲んでいた頃よりは意思決定がスムーズになりましたね。
「あれが正しかったのかなぁ・・・」
そんなクヨクヨもなくなりましたよ。
「飲み続けていた昔とは違うし・・・」
内心秘めた思いで判断の迷いを打ち消すこともできますね。
また、”飲まない優越感”というものも効いています。
職場では酒好きの人がほとんどです。
でも、自分は今は酒を飲んでいません。
判断や決定に迷いそうになっても、

そう思うことができます。
それを態度や言葉に出すと周りから嫌われてしまいますが、そんなふうに考えることはいつでもできるので、お酒を飲んでいた頃よりは自信がついた実感がありますね。
15. アンガーマネージメントが楽に
効果はいつから?
3か月後
『自己肯定感が上がる』、『身体も疲れにくい』、 『不安や後悔も少ない』
こういった禁酒の効果は、アンガーマネージメントにも表れています。

飲まなければキレなくても流せることが多くなりますね。
\酒とメンタルの関係がわかる動画!/
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時間:禁酒で時間”増し増し”

16. ムダなつきあい飲み会が激減
効果はいつから?
禁酒直後から
お酒をやめたのですぐに飲み会参加が減りました。
早く家に帰って時間を有効活用できますよ。
そして、そういう状態が続くと飲み会を断る台詞にも神経を使わなくても済むようになれました。
禁酒をしていることを職場の人に伝えると、
「どうしたんですかぁ??? 」
って最初はマジ顔でびっくりされ何があったのか聞かれましたが。
けれど、しばらくたつとお酒を飲まない自分は、飲み会の声掛け対象からも外れていきます。
正直、最初は少しヘコんだこともありました。
「周りとの関わり方を変えてまで、禁酒をするのが本当にいいことなのか・・・」
会社からの帰りの電車の中は、そんなことをぼーっと考える時期もありました。
でも、
「やっぱり酒をやめてみたい」
最終的にその気持ちの方が強かったです。
「飲み会に参加しない奴はつき合いが悪い」
そういう考えをもった人が私の周りにもまだいます。
けれど、行きたくもない飲み会に同席して楽しくなさそうな顔をしてしまうほうが、もっと良くないですよね。
自分にとっても相手にとっても。
それを意識するようになってから、飲み会に誘われなくても行かなくても気にならなくなりました。
それに、飲み会に行かないことで、酔わなくなったので愚痴ることも減ったと思います。

17. 自由な時間は月100時間プラス
効果はいつから?
禁酒直後から

これまでお酒に酔っている時間をどれぐらい過ごしてきたのか。
”職場や友人との飲み会に月3回程度の参加と毎週末の晩酌”で計算すると、、、
結構な時間になるので驚きますよね。
お酒に酔っていた時間
100時間/月
【内訳】
- 飲み会の日:18:00~22:00 × 月3回 = 12時間
- 金曜日:19:00~24:00 × 月4回 = 20時間
- 土曜日:17:00~24:00 × 月4回 = 28時間
- 日曜日:14:00~24:00 × 月4回= 40時間
この100時間は、酔っているか寝てるかです。
1日の平均睡眠時間が7時間ぐらいなので、1カ月あたり起きている時間が、『17時間×30日=510時間』
この510時間のうち100時間、約20%は酒の影響をもろに受けていました。
お酒をやめたら生産的な時間が2割増し。
増えた時間は主にこのブログを書いたり趣味の時間に回しています。
禁酒を続けるカギのひとつは、酒をやめて生まれる時間をどう埋めるかですよね。
以下の記事に、その点を含めて禁酒を成功できたコツを詳しく書いています。
\ 増えた時間の使い方/
-
【お酒の代わりの楽しみ】仕事に疲れたときのリフレッシュ13選
昨年からお酒をやめています。 けれど、ときどき"間"がさします。 先日も、予定がない3連休の土曜日に、 久々にちょっと飲んでみるかぁ。翌日も休みだし1本ぐらいOKだろ 断酒をしてからは、 ...
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安全:禁酒は最強の護身術
酒をやめたことで安全面でよくなったことです。
どれも禁酒直後から効果を感じました。
18. 飲酒運転リスクゼロ
効果はいつから?
禁酒直後から

いつでも必要なときに車や自転車に安心して乗れます。
「まだお酒が体に残っているかな」
24時間365日、運転に対するそんな迷いも不安も全くありません。
万一事故をおこしてしまったとしても、「酔いがさめていなかったかも」という不安から逃げてしまうようなリスクもなくなったと思います。

「自転車なら少々飲んでいても大丈夫だろう」
そう思ってしまいがちですよね。
でも、自転車運転にも飲酒運転は適用されます。
酔った状態でもし歩行者や対抗の自転車と接触してしまい、相手が「念のため警察に事故を届けましょう」となったらどうなるのでしょう・・・。
ぞっとします。
-
薬丸岳「告解」の感想。飲酒運転の怖さと贖罪について考えさせられた小説
小説「告解」 文庫本タイトル:「告解」 出版社:講談社文庫 出版日:2022年8月10日 ページ数:376ページ 価格:760円(税別) 著者:薬丸 岳 (1969年兵庫県生まれ) &n ...
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19. 事件・事故の可能性も激減
効果はいつから?
禁酒直後から

急性アルコール中毒、口論、トラブル、アルハラ、パワハラ、セクハラ、ケンカ、暴行、紛失、ケガ。
飲み会への参加も減って自分自身が酔うことがないので、こういうことが起きやすい場にいることがほとんどなくなります。
飲んでいた頃は、仕事の飲み会で職場の人と口論になったり、帰りのバスを降りるときにステップを踏み外したり、スマホを危うくシートに置いたまま降りようとしたりと、危険な場面が何度かありましたが。
お酒を断つと加害者にも被害者にもならなくて済みます。

\たった飲み会1回分の費用で一生酒被害から身を守れます/
飲酒運転の贖罪小説
飲酒運転中、1人の老女の命を奪ってしまった大学生の籬翔太。懲役4年を超える実刑を下された翔太を、被害者の夫は「ある思い」を胸に待ち続け…。贖罪の在り方を問う物語。
20. 家が平穏になる
効果はいつから?
禁酒直後から
飲み会後に酔っぱらって遅くに帰宅したり、家でお酒を飲んでいるときに、
「うるさい!」
「酒飲みすぎたでしょ!何杯飲んだの!」
「冷蔵庫のワインが邪魔。なんで3本も入れてるの!」
父親の威厳のかけらもなく、家族からウザがられ責められることも日常でした。

実際の3倍ぐらいのストレスアピールで言い返していましたがそんな小細工も不要になりました。
- 冷蔵庫や部屋の一角を占めるお酒の瓶や缶
- 朝、寝室にこもった酒臭さ
- アルコールによる口臭や体臭
こういうものもなくなり、アンガーマネージメントのレベルも上がるので家の中が随分平穏になりましたよ。
”安全”はちょっと大げさかもしれませんがカテゴリで分けるとココですかね。
お金:禁酒は最強の節約術
金銭的な禁酒の効果です。
お金が減らない感覚に変わりました。
21. 酒代が不要に
効果はいつから?
禁酒直後から

飲んでいたころは、つきあい飲み会と週末の晩酌で以下のような酒代。
これらの支出がすべて不要になっています。
飲酒に関連する支出
27,000円/月
- 飲み会:4,000円/1回あたり × 月3回
- 飲み会帰りのコンビニ/ラーメン屋立寄り:1000円/1回あたり ×月3回
- 晩酌:3,000円/週末あたり ×月4回
お金の使い方には以下の3つがあると思います。
お金の使い方 | 目的 | 酒をやめると |
浪費 | 無駄に近い支出 (酒代、ギャンブル費など) | -27,000円 |
消費 | 生活に必要な支出 (食費、家賃、光熱費など) | 浮いた酒代をまわせる |
投資 | 自分の将来や成長のための支出 (書籍・学習・自己啓発費用など) | 浮いた酒代をまわせる |

\禁酒の節約効果を詳しく/
22. 酒による衝動買い・関連支出もカット
効果はいつから?
禁酒直後から
直接的な支出以外にも、酒の影響で体が”だる重~”になることが多かったため、アリナミンEXや栄養ドリンクをよく買っていました。
けれど、禁酒後は自然と体調がいいためサプリに頼る必要がなくなりました。
また、家で酔うとネットでの衝動買いがクセ。
酔いで気分がよくなると好きなものをドンドン注文してしまうことがありました。
自分にとっては、ガジェット類・服・生活用品などです。
本当に自分に必要なものなのかを深く考える事なく、適当に注文してしまうんですよね。
ひどいときは、注文したことを翌日ほとんど覚えていません・・・
Amazonからの注文確認メールをみて、

禁酒をするとこういうこともなくなりました。
そして、すでに書いてきた通り、禁酒のおかげでかなり健康になった実感があります。
ということは、入院するレベルの病気になるリスクも確実に減ったはずですよね。
禁酒を始めて6か月後に思い切って長年契約していた医療保険を解約しました。
毎月3000円払っていた費用が不要になりました。
確かに、断酒を続けたとしても病気にならない保証はありません。
けれど、万一のときは「浮いた毎月の酒代や保険料相当額で入院費用や手術費用は補填すればいい」と思うと不安もなくなりました。
そして、お酒を飲み続けていた場合、いずれ病院にお世話になる可能性が高かったと思うのでかなりの金額を削減できていると思います。
こう考えると、酔った勢いでの買い物、酔ったせいで無くすもの、不要になった医療保険の見直しなど、断酒による支出削減効果はスゴイです。
アルコール関連支出の現状にしっかりと目を向けてみるのもお酒をやめるコツのひとつかもしれません。
禁酒・断酒の取るに足りないデメリット
禁酒・断酒のデメリットは、、、

ホントにそう思っています。
お酒を飲まない初期の時期を耐えて、峠を越えるとそんな気分に包まれます。
「お酒を飲みたくてつらい」というようなこともありません。
先にメリットで書いたような良い変化が心身におきたからです。
でも、あえて、あえて、あえて
禁酒・断酒のデメリットを書くと以下のようなことがありますかね。
-
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昨年からお酒をやめています。 けれど、ときどき"間"がさします。 先日も、予定がない3連休の土曜日に、 久々にちょっと飲んでみるかぁ。翌日も休みだし1本ぐらいOKだろ 断酒をしてからは、 ...
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職場の人と仕事以外の話が減った
メリットで書いたことと矛盾しているようですが、職場の飲み会参加が減ったことによる疎外感をたまに感じることはあります。
そして、飲み会の場でしか聞けないような職場内の雑談ネタ、プライベートな話が、自分にはタイムリーに入ってこないようになりました。
これはちょっとマイナスかもしれません。
「ならばソフトドリンクで飲み会に参加すればOKなのでは?」
って思いますよね。
でも、それもあまりしないようにしています。
「仕事が終わったら、スリップしそうな機会を断ち切って家に帰って自分の時間を過ごす」
それを意識しています。
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「お酒を飲まない人はダサい・つまらない」と言われても完全スルーでいいこれだけの理由
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飲み仲間とは疎遠になりがち
飲んでいた頃は定期的に飲み会をしていた職場以外の友人や飲み仲間とも疎遠になりがちです。
飲み会への参加を減らしているので、あたり前ですかね。
気の合う飲み仲間と飲んで楽しくバカなこと言って大笑いする。
この頻度は大きく減っています。
ちょっと寂しさを感じることがあります。
\飲酒のデメリットはたくさん! /
離脱症状・禁断症状はほとんどなかった
自分は禁断症状は重くなかったです。
一時的に甘いものがすごく欲しくなった
禁酒をスタートして2週間ぐらい経ったころから約1か月間甘いものがすごく欲しくなりました。
ケーキとかデザート類を多く買って食べてましたね。
お酒を飲んでいた頃は、甘いものを食べたいと思うことがほとんどなかったので不思議でした。
きっと、お酒やつまみに含まれていた大量のカロリー摂取が急に減ったからだと思います。
でも、それも一時的なもので、最近は甘いものを特に欲しいとは思わなくなりました。
チートデイや自分へのご褒美としてデザートやケーキを買う頻度は、酒を飲んでいた頃にくらべると増えましたが。
のどごしは強炭酸水でカバー!
今でもビールのテレビCMに目が行ってしまいます。
ビールで味わっていた"のどごし"は強炭酸水でカバーしています。

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最近は、ビールのCM見ても、
「お酒を飲んでたときは、この爽快感の雰囲気にやられてたんだよなぁ・・・」
と冷静に眺められるようになれました。
鮮やかな海をバックにしたCMタレントの飲みっぷりも大げさな芝居です。
特にきれい系の女優がCMに出ているのをみると、

と思うようになりました
CMついでに触れると、テレビ番組はお酒メーカーがたくさんスポンサーについているので、『お酒の怖さ』をほとんど放送しないですよね。
それから飲んでいたころは、
寿司に日本酒、
チーズにワイン、
餃子にビール、
”これ以上の組み合わせはない!”と感じていました。
でも、そんな感覚も過去形になっています。
アルコールのせいで満腹中枢が狂わされた影響に過ぎなかったのかなと。

そして、体が必要とする量だけの嗜みで満足できています。
寿司には緑茶、餃子には炭酸水レモン味が今の自分には良い組み合わせです。
チーズは特に食べたいと思わなくなりました。
\内臓を痛め続けますか/
お酒をやめる前までの話
お酒を飲んでいた頃の話です。
やめる前までは、週末は必ず飲んでいました。
金曜日の会社帰りにスーパーかコンビニに立ち寄るのが毎週の日課です。
「あ~今週も1週間おつかれ!よくがんばったなぁ~俺!」
そんな感じでビール、ハイボール、ワインにつまみを購入するのがあたりまえでした。
そして、家に帰ってすぐに晩酌がスタート。
気分よく1週間の疲れをお酒で癒やしていました。
仕事のストレスが多い時期はどうしても酒の購入量も増えますよね。
「早く酔いたい」
土日も出かける予定がない日は早めに酒屋さんでワインを調達して昼過ぎからスポーンです!
コルクが抜ける心地よいサウンドとともに、「トクトクトクトクトク~」楽しい時間が始まります。
日曜日は、翌日の仕事に引きずりたくないので少なめにお酒を購入するようにはしていました。
けれど、14時からのノンフィクションの登場人物の壮絶な人生に酒も進み、酔ってきた夕方には、

そんなワインレッド気分一色です。
お酒のせいで、
「まだ飲んでも明日も大丈夫」
という強気に変わってしまうんですよね。
そして、追加の酒買い外出も全く苦にならず家の近くのコンビニへ。
しらふのときに頭のどこかにあった「本当はやめた方がいいはずなのに」という気持ちも、太陽が沈むころには完全に抜けてます。
さらに怖いことに、一旦お酒を追加購入してしまうと、それらを全部その日に飲み切らないといけない気持ちにもなっていました。
「残すとまた翌日飲んでしまうから」
という変なルールを持っていました。
結局寝る前まで飲んで深酒です。
そして、翌朝の月曜日は、
体がだるい。
頭もボーっとしている。
仕事に行くのがとにかくだる重っ!
通勤途中の駅でトイレピンチ。
こんな情けない1週間を長年繰り返してきました。
まとめ:こんなにメリットがあればメンタルが改善しないわけない
長文になってしまいましたが、お酒をやめて感じた自己の体験をまとめました。
お酒の頻度と量をちゃんとコントロールできて上品な楽しみ方ができている人はうらやましいです。

メリットとデメリットの対決は、プロ野球でいうと”沢村賞”並みの好成績(22勝2敗)でメリットの完勝ですね。
- 体調が悪化する
- お金が減る
- 事件事故に合う
- 自由時間がない
こういう状態はすべてメンタル悪化につながります。
お酒をやめれば、これらすべてが改善するのでメンタルも強くなっていくのも当然ですよね。
禁酒にチャレンジして今後は酒に負けることなく人生を変えませんか?
断酒効果
- よく眠れて毎日体が軽い
- 気分が安定して仕事がはかどる
- 有意義な時間が増える
- 事故や失敗リスクはほぼゼロ
- お金も貯まる
お酒をやめるとこんな未来がホントにあります。
「未来は変えませんか?」
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