先日、東京ドームにプロ野球観戦に行きました。
試合は巨人がサヨナラ勝ちで大盛り上がり。
それはいいのですが、ビールの売り子が多い多い、、、
スーパードライ、一番搾り、薫るエビスビール、酎ハイ、日本酒。
客席間の通路や階段をひっきりなしに通る売り子のお姉さんがグラウンドへの視界を遮ります。
「まぁ仕方ないよな・・・」
途中までそう思っていましたが、8回あたりからすべての売り子が自主規制で販売をとりやめると、グラウンドへの視界を邪魔するものがなくなり野球がよく見えるようになりました。
売り子がいるのといないのでは”野球の見え方”がゼンゼン違います。
野球を真剣に見たい人にとっては、もう少し売り子の数を減らしてもらいたいものです。
しかも、350mm程度の生ビールがなんと1杯900円。

そう思いませんか?
そして、

と改めて誓いをたてた出来事になりました。
「せっかく野球観戦に来たのだから生ビール1杯」がいつの間にか3杯、4杯で財布も悲鳴!
私は3-4年前までアルコールに依存していました。
その頃はスタジアムで生ビールをよく飲んでいました。
大勢の人が集まり「ウォーー」っと盛り上がる場所での生ビールはとにかく美味い。格別ですよね。
野球を見に行くと3-4杯は注文していたのでよくわかります。
1杯目は、のどが渇いて生ビールのうまさを実感。
2杯目は、酔った気分を持続させたく、お気に入りの売り子が近くに来ると鼻の下が伸びて追加注文。
3杯目は、「めったに野球観戦に来ないのだから少々高くてもOK!」とさらに理性が壊れて酔いを加速させる注文。
4杯目あたりは、「生ビールはちょっと高いからサワー系にして”節約”しておけばいい」と変に理屈を持ち込み自らを正当化して注文。

\ノンアルビールの秘密/
1杯900円はやはり高い
生ビール900円の原価
- 樽生ビール原価
- 東京ドームの取り分
- 売り子の取り分
でも、冷静に考えると1杯900円はやはり高いと思います。

野球場で飲む生ビールの原価は、上に書いたように大きく3つ。
売り子は歩合制なので必死にビールを売ろうとスタジアム内を駆けずり回っています。
以前、売り子のバイトをしていた人から直接聞いた話ですが、売り子のバイトは基本給は少ないそうです(時給の最低賃金に近い)。
なので、何杯も売らないと報酬がおいしいバイトにはならないように設定されているそうです。
でも、人気を勝ち取れると、お金持ちのオジサンから「樽ごと買うよ」と言われて、そのオジサンは席の周りの知らない人にまでビールを振舞うこともたまにあるそうです。
そんな『売り子ドリーム』めざして売り子のモチベーションは常にマックスです。
ニコッとかわいい笑顔を見せられ、

と言われると、(コンビニで缶ビールを買えば2~300円なのに)900円でも「まぁいいか」に変わってしまう恐ろしさがありますよね。
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断酒すれば野球観戦に集中できる
断酒をしてからは、野球観戦に集中できるようになりました。
売り子さんの掛け声に反応することもなく、むしろ目の前を何度も通ってグラウンドへの視界が遮られるのが邪魔に感じてしまいます。
とはいえ、もしスリップして一杯飲んでしまうと「まだ足りないけど1杯900円は高いよなぁ」と迷いが生じるはずです。
そして、売り子さんが通るたびに次の1杯を買うかどうかを考えながら野球を見ることになります。
ちなみに、その日に隣と後ろの席にいた2-3人のグループは、何杯も生ビールを飲んで、5回ぐらいから酔いつぶれて寝ていました。
チケット代だけでも4600円の席。ビールを5回までに4-5杯飲んで、雰囲気を楽しんだにせよ合計9,000円の出費は高すぎですよね。
中田翔選手がサヨナラホームラン打った巨人ファンにとって最高の瞬間もそのオジサンはグッタリ首が落ちて眠っていました。
あの後、フラフラしながらそのオジサンが帰路につく姿が容易にイメージできましたが、まったくうらやましいとは思いませんでした。
同じ飲むなら、野球中継がある日に家でテレビから1mの位置に座って臨場感を感じながら、いつもよりうまい酒を買って楽しむほうがまだいい。

断酒しか勝たん&断酒継続あるのみです。
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