気分が落ち込むと酒を飲みたくなりますよね。
酒は苦しい自分をいつも慰めてくれます。
断酒をするまでは、土日は外出予定をつくらずに家で酒を朝11時ごろから飲むのが日課でした。
気分がほぐれてスカッとするのでストレス解消に酒はなくてはならないもの。
そんなふうに酒は20年間大事な”友達”でした。
でも、やっぱり酒はよくないです。
肝臓をはじめ内臓への負担も大きいし、飲酒後に酔いがさめたらもっと気分が落ち込みます。
アルコールはセロトニンの分泌リズムを悪化させると科学的にも言われています。
そこで、断酒をして実感した自己の体験をもとに、
『こうすれば酒に頼らなくても気分が落ち込まないはず!』
について書きました。
人はまわりの人と比較して気分が落ち込む
そもぞも、なぜ気分が落ち込むのか。
それは自分を他人と無意識のうちに比較してミジメに感じてしまうからです。
あのアドラーも人間の悩みはすべて”対人関係に行きつく”と言っています。
仏教でいうと名誉欲といわれ承認欲求であり人間の煩悩です。
サラリーマンをしていると、同僚、同期、上司、部下、顧客、パートナーなど人と触れ合うなかで、自分がみじめに感じてしまう機会に溢れています。
学歴、給与、役職、出世スピード、収入、見た目、恋人、相手の家族、家柄
空気を吸うように、「自分のほうが上だ」、「この人スゴイ」、「うらやましい」、「なんで自分はミジメなんだ」
そんなふうに比較して落ち込んだり優越感を感じたりしていませんか?
【酒不要】まわりの人との比較情報をシャットアウトすればいい
そうです。
であれば、周りの人との比較情報をできるだけ自分から意識して避ければいいのです。
そのために実践して効果があったこと紹介します。
給与明細や通帳は見ない
「給与が少ないな・・・」
そう思って落ち込むことがよくある人におススメです。
毎月の額の違いは残業手当の差が少しあるぐらいで、給与明細は見なくても手取りの額はだいたい決まっているし分かっています。
通帳の支給額を見たところで、
そう感じるだけです。
メンタルにいいことなんてありませんよね。
人事速報や従業員一覧は見ない
出世欲が強い人へおススメです。
会社のホームページのこれらの情報は、できるだけ見ない方が精神が安定します。
人事速報なんて、知ってる誰かが出世した情報が多くないですか?
それをみて気分がよくなりますかね。
「なんでアイツが⁉」
「ウソだろ⁉」
そう感じてムダにしばらく落ち込むだけです。
知人や友人の自慢系SNSはシャットアウト
SNSで学歴や就職先を堂々と記載している人がいます。
そういう自己顕示欲や承認欲求が強い人たちの情報を目にして気分がよくなりますか?
むしろ逆ですよね。
であれば、そんなものシャットアウトしたほうがいいです。
職場の飲み会は積極的に"欠席"
職場の飲み会も危険です。
酒が入ると日ごろの自制がはずれて自慢話や他人の悪口がオンパレード。
そんな他人の情報を耳に入れて気分がよくなることがありますか?
仕事は自分に期待されている役割を果たすことだけに集中すればいいわけで、飲み会は無理して行くものではありません。
人の悪口や自慢話がない本当に信頼できる人だけが参加する飲み会以外は、”積極的に欠席”しましょう。
そもそも他人と比較しても生活レベルに各段の差はない
そもそもの話ですが、他人と比較してミジメに感じたところで実際は誤差ではないですか?
憧れの有名人と比べると、すべてが違うので確かに大差かもしれませんが、自分の周りの少し給与や役職が上の人と比較したところで生活レベルに大きな差はありません。
身の回りのうらやましいと思った人が、毎日コース料理を食べているわけでもないし、財布のお金を気にせず豪遊しているわけでもないはずです。
一見、良い物を身につけたり旅行に行ってる頻度が多めだったりするかもしれませんが、それは限りある収入予算の使い方の優先度の違いに過ぎません。
いい家に住んでうらやましいなと感じている人も、実はローン地獄や家族とのゴタゴタで悩みが深い人は多くいます。
仕事は正論や理屈で最後は収まるので比較的扱いが楽ですが、交友関係や家族は感情や好みも加わるので扱いは複雑で苦しさも大きくなりがちです。
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