禁酒・断酒

【酒はデメリットしかない】断酒して振り返ると7つ実感しました。

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アルコール分解に重要な2つの遺伝子を解析する検査を受けると、私は「飲酒による健康リスクが高いタイプ」でした。

  • ADH1B【高活性型】
  • ALDH2【低活性型】
同じタイプの人は日本人に25%いるそうです

お酒を体が受けつけない下戸タイプも含めると、日本人には遺伝的に酒に弱い人がかなり多くいます。

私は20年間お酒を飲んできました。

そして酒をやめて長い時間が経った今、以前よりはっきり感じることがあります。

 

酒を飲むデメリットは想像していた以上に大きかった。

 

酒を飲んでいた頃は、もちろんそんなことは思っていませんでした。

「酒くらい飲んだほうが人生楽しい」

「少しくらいなら健康にもいいんじゃないか」

「仕事のストレス解消には酒が必要」

そんなふうに思っていました。

しかし、断酒してみると体調、メンタル、お金、時間、人間関係など、酒によって失っていたものが少しずつ見えてきました。

断酒は何年も続けないと効果が分からないわけではありません。私の場合、最初の1週間くらいでも体が軽くなり、睡眠の変化を感じました

飲酒していた頃の失敗や経験を振り返りながら、私が感じた酒のデメリットをまとめます。

禁酒・断酒のメリットや効果については、こちらの記事でも詳しくまとめています。

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「酒は百薬の長」「少量なら体にいい」は本当なのか

昔から「酒は百薬の長」という言葉があります。

私自身も酒を飲んでいた頃は、

 

飲み過ぎなければ、むしろ健康にいいんじゃないか

 

くらいに考えていました。

しかし近年は、「少量なら健康に良い」と単純には言えないという情報を目にすることが増えています。

アルコールは体内に入ると分解され、その過程でアセトアルデヒドが発生します。

そして、その処理のために肝臓をはじめ体は働かなければなりません。

少なくとも、

 

「酒だから体に良い」

 

と積極的に飲酒する理由にする必要はないと、断酒した今は思っています。

 

もちろん、お酒は長い歴史を持つ嗜好品です。

料理と一緒にワインを楽しんだり、気の合う人とビールを飲んだりする時間まで否定するつもりはありません。

しかし、少なくとも「健康のために酒を飲む」必要はないと考えるようになりました。

 

【酒の日々の振り返り】飲酒はデメリットしかない

私自身が特に強く感じたデメリットは7つありました

 

老け込む・美容に悪い

酒を飲み続けていると、見た目にも影響が出ることがあります。

自分が一番感じたのは、ほほや目の周りがダラーンと垂れてくることと、首周りのしわが増えたこと。それから目の充血です

しかし、禁酒して半年ぐらいたつと顔もだんだん引き締まり、首回りも以前より肌の状態がよくなってきたように感じました。

酒を飲んでいた頃は、飲酒による睡眠への影響や水分バランスの変化も、見た目に影響していたのかもしれません。

断酒後に毎朝同じ顔を鏡で見続けていると、飲んでいた頃との違いを実感しました

厚生労働省:アルコールの吸収と分解

 

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健康が悪化する

美容だけでなく、飲み過ぎは健康にも影響します。

飲み過ぎた翌日は二日酔いになり、体はアルコールを処理し続けています。

長期間の大量飲酒は肝臓をはじめ、さまざまな臓器に負担をかけます。

酒を飲んでいた頃は「翌日になれば元通り」と思っていました。でも、断酒して体調が安定してから振り返ると、そうではなかったと感じます

詳しくは厚生労働省の情報が参考になります。

 

厚生労働省:アルコールと肝臓病

 

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飲み始めると自制がききにくくなる

酒を飲んでいた頃、私が怖いと感じていたことのひとつが飲み始めてからの自制の難しさです。

飲む前は、

 

「今日はビール2本までにしておこう」

 

と思っています。

ところが、キンキンに冷えたビールを開けて1本飲むと、気分が変わります。

 

もう少し飲みたいな。もう1本くらいいいか

 

となってしまう。

2本の予定が3本になり、その後に別の酒まで飲む。

酒を飲む前に決めたルールを、酔った自分自身が破ってしまいます。

これが酒をコントロールする難しさだと思います。

「適量を守ればいい」と頭では分かっていても、飲み始めた後はその判断をする本人がすでにアルコールの影響を受けています。

私の場合は、飲む量を毎回コントロールし続けるより「飲まない」と決めてしまったほうがはるかに楽でした

 

金がかかる

お酒を飲むとお金がかかります。

直接的な費用だけでなく、間接的な費用を含めるとかなりの額です

 

酒は金がかかる

  • 酒代・飲み会代
  • 健康悪化による治療費・サプリ代
  • 医療保険代
  • 酒の影響による衝動買いや浪費
  • 電車乗り過ごしや終電遅れによる余計な交通費
  • 酒を冷やしたり氷をつくったりする電気代

物価が上がっている昨今、酒をやめたことで固定的な支出が減ったのはかなり大きかったです。

 

酒代・飲み会代

ちなみに、直接費の酒代・飲み会代だけで、月3万円近く使っていました

飲酒に関連する支出

27,000円/月

  • 飲み会:4,000円/1回あたり × 月3
  • 飲み会帰りのコンビニ・ラーメン屋立寄り:1,000円/1回あたり × 月3
  • 晩酌:3,000円/週末あたり × 月4

月27,000円なら、年間で324,000円です。

10年間続けば単純計算で300万円を超えます。

車が1台買えるくらいの金額になりますね 😎

 

\ノンアルビールの秘密/

 

健康悪化の治療費・サプリ代

そして、酒を飲んでいた頃は、体調を改善するために病院に行ったりサプリを買ったりしていました。

しかし、よく考えてみると不思議な状態です。

酒を買ってお金を使い、その結果悪くなった体調を回復させるために、またお金を使う。

自らマイナスの方向に進めておいて、それをゼロに戻すためにまた金を使っている状態でした

酒を飲むために酒代で金を浪費し悪くなった体調を改善するために治療費でまた金を使う状態を示したイラスト

経済には貢献しているのかもしれませんが、自分のお金の使い方としては悲しいですよね。

 

医療保険代

病気が心配で医療保険に入っている人も多いと思います。

保険そのものが不要という意味ではありません。

ただ、生活習慣を見直して健康リスクを減らすことも同時に重要です。

私は酒をやめて半年ぐらいたった頃、自分の家計や健康状態を考え直し、医療保険を解約しました。

毎月3,000円の支出がなくなりました。

 

酒の影響による衝動買い

酔って衝動買いをしてしまい後悔をしている様子

家で酒を飲んで酔ってくると、気分が大きくなってネットショッピングをしてしまうことがありました。

私はAmazonでよく買っていました。

本当にそのとき必要だったわけでもないのに、酔って気分がよくなるとポチッと買ってしまうのです。

覚えているだけでも、以下のようなものを酔った勢いで衝動買いしたことがあります。

  • モバイルバッテリー
  • 財布やネクタイピンなどのアクセサリー
  • 香水
  • 自動車部品
  • 楽器

翌朝、購入履歴を見て、

 

なんでこれ買ったんだろう・・・

 

となることもありました。

 

電車乗り過ごしや終電遅れによる余計な交通費

終電を逃してがっかりしているサラリーマンのイラスト

飲み会に参加していると、余計な交通費がかかることもありました

乗り過ごした距離を戻る電車がまだ走っていればマシです。

しかし、終電後にタクシーで長距離移動したり、ビジネスホテルやネットカフェを探して朝まで過ごしたことも何度もありました。

酒を飲まなければ発生しなかった出費です。

 

冷蔵庫の電気代やビン・缶ゴミが増える

お酒を冷やすのに電気代がかかる様子を示した冷蔵庫のイラスト

酒を冷やしたり、氷をつくったりするためにも電気を使います。

冷蔵庫のスペースが酒の瓶や缶で占領されるのも地味なデメリットでした。

また酒かよ~

と冷蔵庫がぼやきながらモーターを回していたかもしれません・・・💦

飲んだ後はゴミ回収日まで空き瓶や空き缶も保管しなければなりません。

断酒すると、このあたりの小さな面倒も全部なくなります。

 

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酔って絡んでしまい周りから嫌われる

飲み会翌日に後悔している様子

酒を飲むと、酔った勢いで一緒に飲んでいる人に絡んでしまうことがあります。

酒を飲んでいた頃、私は職場の飲み会で何度となくやってしまいました。

普段なら言わないことまで言う。

必要以上に自分の意見を主張する。

誰かの言葉に腹を立てる。

そして翌日になると後悔します。

あいつは酒癖が悪い

そんな評判が一度ついてしまうと、その後の人間関係にも影響します。

酔っていたとしても、周囲から見れば発言したのは自分自身です。

酒をやめると「酔った自分が何を言うか分からない」というリスクが完全になくなりました

 

メンタルが不安定になりやすい

酒を飲んでいた頃は、飲めばストレスが解消されると思っていました。

確かに飲んで酔っている最中は気分がよくなります。

嫌なことを一時的に忘れられることもあります。

しかし、断酒した後に振り返ると、問題は酔いが冷めた後でした。

 

酔いが冷めれば普通の自分に100%戻っていると思っていました。でも今振り返ると、飲んでいた頃は理由もなく気分が重かったり、クヨクヨすることが多かったです

 

仕事の失敗を何日も引きずる。

他人の言葉が必要以上に気になる。

人と比較して落ち込む。

人とうまく話せないことでさらに落ち込む。

その状態でまた酒を飲めば、一時的には気分が晴れます。

しかし、それでは酒で落ちた気分を酒で持ち上げるような循環になってしまいます。

20年間酒を飲んでいた頃と、断酒を続けている今を比べると、私はメンタルの安定感がかなり変わったと感じています。

 

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事件・事故に巻き込まれるリスクが高まる

酒を飲む場にいると、事件や事故に巻き込まれる可能性もあります

酒に酔うと判断力や警戒心が低下します。

さらに、飲み屋街では周囲にも酔っている人がたくさんいます。

  • 財布や仕事の重要書類の紛失
  • 喧嘩や暴行事件
  • 飲酒運転
  • アルハラ
  • セクハラ
  • パワハラ

酒を飲む生活をしていると、被害者になるだけでなく、自分が加害者側になる可能性もゼロではありません。

酒をやめれば、少なくとも自分自身が酔ったことによって起こすトラブルは避けられます。

 

酒と事件・事故

酒が絡む事件や事故では、最終的に行動した本人が責任を負います。

「酔っていたから仕方がない」という言い訳は通用しません。

だからこそ、酒を飲むことで自分の判断力や行動がどう変わるのかは、自分自身で意識しておく必要があります。

 

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記憶力・判断力・集中力が低下する

酒を飲むと、少なくとも酔っている間は記憶力・判断力・集中力が低下します。

二日酔いの日も、頭が冴えているとは言いにくい状態です。

頭が働かない状態で、いい仕事や冷静な判断をするのは難しいですよね

そして私が断酒後に一番もったいなかったと思うのが、酔っている時間そのものです。

 

酒に酔っている間は気分が高揚します。

嫌なことを忘れられることもあります。

しかし、その数時間で現実の問題が解決するわけではありません。

酔っている間に使った時間は戻ってきません。

酒を飲んでいる時間、酔って寝ている時間などを自分の場合で計算すると、月100時間近くになりました。

 

月100時間あれば、睡眠、運動、読書、勉強、副業、家族との時間など、かなりいろいろなことができます

 

断酒をしている今は、強がりでも、自分が酒をやめたことを正当化したいわけでもなく、

 

「酔っていた時間が本当にもったいなかった」

 

と感じています。

 

飲酒のメリットもあえて考えてみる

ここまで「飲酒はデメリットしかない」と書いてきましたが、飲酒のメリットもあえて考えてみます。

 

人付き合いのきっかけになる

お酒が好きな人が多い集団なら、飲み会に参加して一緒に酒を飲むことでコミュニケーションが取りやすくなることはあります。

気の合う友人と食事をしながら酒を楽しむ時間そのものが好きな人もいるでしょう。

これは酒のメリットのひとつだと思います。

ただし、飲み会は人間関係のすべてではありません。

職場ならメインは昼間の仕事です。飲み会はあくまでサブですよね

仕事できちんと協力し、相手を尊重していれば、酒を飲まなくても人間関係は築けます。

そして、飲み会で酒を飲み過ぎて失敗すれば、せっかく築いた関係を逆に壊してしまうこともあります。

私自身の場合は、酒を飲むメリットよりもデメリットのほうがはるかに大きかったという結論になりました。

 

断酒を続けて分かった「酒は毒でしかない」という感覚

「酒は毒でしかない」

これは医学用語として言っているのではなく、20年間飲酒し、その後酒をやめた私自身の実感です。

飲んでいる最中だけを見ると、酒には確かにメリットがあります。

楽しくなる。

緊張がほぐれる。

嫌なことを忘れられる。

料理がおいしく感じる。

でも、その数時間だけではなく、翌朝、その翌日、そして何年間も積み重なる生活全体で考えると印象が変わります。

 

断酒後に気づいたこと

  • 飲み始めると予定より量が増える
  • 翌日の体調が悪くなる
  • 酔っている時間がなくなる
  • 酒代・飲み会代が不要になる
  • 飲酒後の後悔がなくなる
  • 気分の波が以前より小さくなる
  • 酔った状態で人間関係を壊す心配がなくなる

 

飲んでいた頃は「酒がある人生」のほうが楽しいと思っていました。

でも一度、酒がない状態を長く経験すると比較できるようになります。

今の自分なら、酔って一時的に気分を上げる時間より、翌朝スッキリ目覚められる生活のほうを選びます

 

断酒を続けている人はたくさんいる

酒をやめようと思っても、

 

ずっと飲まないなんて自分には無理だ・・・

 

と思うことがあります。

私も最初はそうでした。

しかし、XやYouTubeなどを見ると、断酒を何年も続けている人がたくさんいます。

断酒初期には「1000日断酒」という数字が雲の上のように見えても、毎日飲まない日を積み重ねれば、いつか自分もそこに到達します。

 

 

 

あとがき:酒をやめたいなら「百害あって一利なし」と考えてみる

私自身にとって飲酒はデメリットだらけでした

もちろん、お酒は歴史ある文化であり、人類が長く楽しんできた嗜好品です。

おいしいビールやワインが料理を楽しくしてくれたり、気の合う人と楽しい時間を過ごすきっかけになったりすることもあります。

しかし、この記事を読んでくださっている人の中には、

 

「酒をやめたい」

「飲酒量を減らしたい」

「禁酒や断酒に興味がある」

 

という人も多いと思います。

そういうときは、いったん

 

「自分にとって酒は百害あって一利なし」

 

くらいに考えて酒から距離を置いてみるのもひとつの方法です。

「今日は1杯だけ」

「週末だけならいい」

「付き合いの酒なら仕方がない」

そう考えると、私の場合はまた元の飲酒生活に戻ってしまいそうでした。

だから私は、飲酒量をコントロールすることではなく、飲まないことを選びました。

そして長く断酒を続けた今、酒をやめてよかったと感じています。

 

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アルコールのデメリットに関するデータ

出典:https://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/houkoku/061122b.html

アルコールは

2000年に世界の:
・ アルコールは60以上もの病気の原因である。
・ 病気による社会的損失の4%はアルコールが原因である。
これは高血圧(4.4%)、たばこ(4.1%)についで3番目に大きい。
・ 健康寿命を短縮する要因の9.2%はアルコールが原因である。
・ アルコールにより世界で180万人が死亡した。
これは全死因の3.2%を占める。
・ 発展途上国では、寿命短縮の13-15%は飲酒に伴う事故である。
・ その他、経済的損失、未成年者への影響、妊婦への影響など計り知れなく大きい。

WHO: EB115/37, Public health problems caused by alcohol, reported by the secretariat, 2004

 


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